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【自己PRのよくある失敗】長所は「好奇心旺盛」って微妙?

長所は「好奇心旺盛」って微妙?

ぶっちゃけ、「好奇心旺盛」というテーマの自己PRで成功した人をあまり知りません

私はこれまで企業の人事やキャリアコンサルタントとして合計15年以上学生や社会人の皆さんに接してきました。その経験を踏まえて、ポイントをメモに残しておきたいと思います。

※好奇心旺盛(こうきしんおうせい)とは、好奇心が強く、ものごとに興味・関心を抱きやすい性質のことを言います。


「好奇心旺盛」がどう結果に結びついたのか

仕事では結果が求められます。ですが、自己PRで好奇心を打ち出す場合、「それがどう結果や成果に結びついたのか」を言える人が少ないのが現実です。

学生の就活にしても転職にしても、自己PRでは結果を添えられた方がアピールしやすいという事実があります。もちろん例外は多々あるのですが、数字などで結果が伝えられた場合には、評価が高くなる傾向があります。

加えて、「私は好奇心旺盛です」という出だしでPRする人が少なくないことも覚えておいてください。まったく同じ出だしでは、「また好奇心旺盛な人が来た」と人事に思われてしまうことがあります。ですので、好奇心をアピールするにしても、コトバや表現は再考した方がいいと感じます。


中途半端な印象になってしまうことも

Yahoo!知恵袋にも好奇心の自己PRの例文が投稿されています。好奇心を持って、いろいろなことに取り組んだという内容です。さまざまなことにチャレンジするのはいいことですが、各々の結果が明確でないと、「1つのことをやり遂げることができるのかな」と相手に疑問を持たれることもあります。好奇心のPRでは、この点にも注意が必要だと思います。


結果の洗い出しから始めてみよう

就活や転職で結果が評価されるのであれば、まず、これまでの人生でどんな結果を出せたのかを洗い出すことから始めてみてはどうでしょう。

学生であれば、体育会のリーグ大会で準優勝したということでもいいですし、社会人であれば、営業でいくら売り上げたということでもいいです。そして、その結果を出すにおいて、自分のどういった長所や強みが生かされたのかを考えると、効率よく自己PRをつくることが可能です。

十分考えてみたけれど、やはりその結果は好奇心のおかげだったと思えば、好奇心をテーマにPRを組み立てて、結果も伝えるようにすればいいと思うのです。


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