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【成功例と失敗例はココが違う】履歴書の自己PRの書き方(転職)

履歴書の自己PRの書き方

「自己PRが長くて読みにくい」「業務で出した成果が抽象的」
私は人事やキャリアコンサルタントとして、数多くの自己PRに目を通してきました。成功例と失敗例とを見比べると、失敗例には上記のようなパターンがあることが分かります。

逆に、成功例は、「文章が短めで読みやすい」「業務で出した成果が数字を交えて示されている」といった傾向が見受けられるのです。


自己PR 書き方:成果は超具体的に

ネット上には数多くの自己PRの例文が掲載されています。そのうちの多くが「成果がない」か「成果が抽象的」。これはとても もったいないことだと思います。

就活はいつも相対評価。常に他の志願者と比較されています。なので、「相手が比較しやすいように」自己PR文をつくる必要があります。

転職では、職務経験が重視されます。ですので、自己PRは職務経験に関するモノにするのが一般的。

たとえば営業であれば、以下のようなフレーズが入っていたら効果的です。

「50人の営業部員の中で月間MVPを3回経験」
「年間売上1億円を達成」


「自分ならではの工夫」も効果的

たとえ数字で伝えられなくても、他の手段があります。一例をあげると、「自分独自の工夫をした」といった具体的な内容があれば、目を引きます。

Yahoo!知恵袋の例文を見てみますと、独自性が出ているものも見受けられます。

受付や一般事務の仕事をしつつも、「画像処理ソフト使用の経験を生かして店内ポスターなどを作成し、社内外より好評を得た」との内容がPRに入っているものがあったりします。

(Yahoo!知恵袋)
・Yahoo!知恵袋:職務経歴書に記載する自己PRの添削をお願い致します。

以下の例文には、「LEDを使ったクリスマスツリーを企画」といったエピソードが盛り込まれていて効果的。この例のように、目に浮かぶように書くと、相手の記憶に残りやすくなります。

(職務経歴書の例)
職務経歴書 書き方アドバイス


数多くのお手本に目を通そう

お手本に目を通さずにPRをつくっても、そのPRが本当に個性的なものかどうかが分かりません。人と同じような内容では、人事や面接官の印象に残らず、選考に残ることも難しくなってしまいます。

数多くの履歴書や職務経歴書のお手本に目を通すと、いろんな発見があります。いい部分はどんどん採り入れつつ、最終的にはお手本とは一味違う「自分らしい自己PRや履歴書、職務経歴書」に仕上げるのがコツです。


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