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【ゼロからわかる】イラストレーターになるには(イラスト,学校,仕事)


※ 上記の動画には、専門学校でイラストなどについて学んでいる方の学生生活のようす等が収録されています。

イラストレーターになるには

イラストレーターは、自分で名乗ってしまえばなれる職業。ですが、プロとして専業でやっていくのであれば、大学や専門学校に通った方がいいと思います。

きちんと基礎から勉強しているのと、そうでないのとでは、レベルに差があるように感じます。また、先生や学校、友人経由でネットワークができるのも強み。いくら才能があっても、コネクションがなくては、一定のお金をもらって働き続けることは困難だと思うのです。

欧米の美術大学ではイラストレーション専門の学科が開設されていることがあります。ですが、日本国内ではイラストレーション科を持つ美術大学は存在せず、デザイン学科の中にコースが設けられている感じなのだとか。(京都嵯峨芸術大学など)、グラフィックデザインやインダストリアルデザインの専攻科などで学ぶこともできます。

一方、専門学校ですと、イラストレーション科があり、より実践的な内容が教えられています

就職活動に際しては、編集者などへの売り込み、個展の開催、コンペティションへの応募、斡旋エージェントへの登録、Webサイトでの宣伝などを通し、自力で仕事を獲得する必要があります。

(参考)
ウィキペディア:イラストレーター


平均年収は 400万円~500万円くらい?

ホンネ・ビズというサイトによれば、グラフィックデザイナーの給料は、平均年収で400万円から500万円程度なのだとか。本当だとすれば、他の業界も含めた一般的な平均年収と同じくらいということになりますね。

(参考)
ホンネ・ビズ:【職業】イラストレーターの仕事の本音


「営業活動」が重要!

いったん名前が売れてしまえば別ですが、就職活動をして一般企業に入社する場合、イラスト以外の仕事をこなさなければならないことも多々あると言います。

Yahoo!知恵袋には、イラストレーターに仕事をお願いしている会社の人の書き込みがあります。

それによれば、「イラストを描くだけ」という仕事を会社の中で求めるのは困難。イラストレーターを専属で雇えるような企業は、あまりないのだとか。カメラマンもライターも、外注する時代になってきているとのこと。なので、一般企業で働く場合には、イラストだけでなく、他の仕事も喜んでやっていく姿勢が重要視されるケースが結構あるのかもしれません。

イラスト専業のフリーのイラストレーターになるためには、やはり「営業活動」することがポイントのようです。描いたカットを数点持って、編集プロダクションに営業をかけていくのが、仕事をゲットするための大きな手段になっているということです。

(参考)
・Yahoo!知恵袋:イラストレーターへ転職を考えてます。


学校ではどんなことを学ぶの?

たとえばバンタンデザイン研究所(東京都渋谷区、大阪府大阪市)の場合ですと、創造性を磨く授業を中心に従来のイラスト・アート表現を高めつつ、デジタルや最新メディア手法も合わせて習得。プレゼンテーションスキルや独立に必要な知識も学び、自己発信力・プロデュース力のあるクリエイターを育成しています。

具体的には、2年間で次のようなことを学びます。

・IDEAワークショップ:創造性開発の基礎となる共感覚トレーニング
・グラフィックデザイン〈BASIC〉:デザイナーの必須アプリケーション習得
・ドローイング:モノのカタチを捉え表現する能力
・デザインプロジェクトⅠ:企業・ブランドとのコラボレーションプロジェクト
・構成基礎:レイアウト、構成の基礎力
・フォトクリエイティブ:写真の見方、読み方、魅せ方
・映像クリエイティブ:モーションメディアの表現感覚
・イラストレーション:イラストレーション表現の基礎
・タイポグラフィ:文字についての知識、造形、デザイン
・デザインプロジェクトⅡ:仕事を想定したイラストレーション
・構成技術:様々な表現の土台となる、応用グラフィックスキル
・W・EBデザイン:インタラクティブなデザイン表現
・ポートフォリオ&プレゼンテーション:就職に効果的なポートフォリオ制作
・卒業制作ゼミ:2年間の集大成

大学や専門学校では、オープンキャンパスや無料説明会をやっています。そうした機会も活用して、夢実現へのステップを1つずつ具体的に描いていってくださいね。


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