
by ashinari
*2023年7月18日更新版。
就職にイチバン有利なのはMOS?
PCの基本操作が学べて人気のあるパソコン資格には、「MOS」、「日商PC」、「P検」といったものがあります。
資格と仕事.net(リクルート)によると、「人事・採用担当者が未経験でも採用しやすい資格ランキング」で、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)が3位にランクイン。
トップ3は次のとおりです。
1位 TOEIC
2位 簿記検定試験
3位 MOS
(参考)
・リクナビ進学ジャーナル:大学時代に資格を取るなら、どんな資格? いくらかかる?
Yahoo!知恵袋の口コミは?
Yahoo!知恵袋で口コミ・評判をチェックしてみますと、3つのパソコン資格の違いや比較についての投稿があります。
以下、Yahoo!知恵袋からの抜粋です。
「IT関連企業の人事採用経験者です。
資格取得の目的は何でしょうか?
もし就転職ということであれば、「MOS>日商PC>P検」でしょう。
ただし、それほどの効果があるというものではなく、あれば便利というレベルでお考えください。
そもそも、この3つは各々違いがあり・・・
Officeのアプリケーション操作スキルを身につけるためだけであれば「MOS」、
WordまたはExcelに少しだビジネス関連知識とIT知識を身につけたいのであれば「日商PC」、
トータル的に・・・というのであれば「P検」
という感じでしょうか。」
(参考)
・Yahoo!知恵袋:P検定・日商PC・MOSのどれかの資格を取得しようと考えているのですが
「ワード」「エクセル」ができればOK
私は一般企業の人事やキャリアコンサルタントをしていたことがあります。その経験から言うと、「パソコン資格を取得しているかどうかというよりは、日常業務で使う『ワード』(Word)と『エクセル』(Excel)の基本操作ができればOK。パワーポイントが使えればなお可」という感じです。
3つの資格ともにワードやエクセルの基本操作は学べますので、個人的にはどの資格でもよいのではないかと考えています。
MOSってどんな資格?
マイクロソフトの MOS は、パソコンの基本資格。ワードやエクセル、パワーポイントなどの種類があります。
MOS試験は、マイクロソフトが認定するマイクロソフト製の Microsoft Office に関する国際資格で、日本ではオデッセイコミュニケーションズが実施しています。以前は「Microsoft Office User Specialist」(略称MOUS)という名称でしたが、名称が長すぎるなどの理由で2003年11月に改名されました。
試験対策講座を開講しているところとしては、スクールならアビバや、TACパソコンスクール、Winスクールなどがあります。通信講座ですと、ユーキャンや音速パソコン教室などがよく知られています。
ユーキャンと音速パソコン教室のMOS講座については、当ブログの次の記事でまとめています。
・【MOS講座ならどっち?】 ユーキャン vs 音速パソコン教室
日商PCってどんな資格?
商工会議所の検定試験「日商PC」は、「商工会議所法」という法律に基づいて、全国統一の基準により実施している「公的試験」。
公式ページによれば、企業規模や業種、業態などに関係なく、ビジネス実務に直結する知識やスキルを重視し、企業が必要とする人材の育成を目的に実施しており、多くの企業から高い評価と信頼を得ているとのこと。
資格試験対策としては、ユーキャンに「日商PC検定3級講座」があります。
P検ってどんな資格?
P検は、ビジネスシーンで要求される、ICT活用に関する知識や技能、問題解決力に至るまで、幅広く網羅している資格試験。
ICTとは、情報通信技術を表すITに、コミュニケーションを加えた言葉。 ICTとは、Information and Communication Technology(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)の略。海外では、ITよりICTのコトバのほうが広く使われているようです。
アビバのHPによれば、これまでの受験者数は約 150万人。
資格試験対策としては、アビバなどに対策講座があります。