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就職協定は守られないってホント?(就活2025年卒)

就職協定は守られない?

*2023年7月29日更新版。

過去を振り返ってみますと、就職協定は守られた試しがありません

外資系企業や中小企業はそもそも対象外。なので、就活が本格化する前に「青田買い」をスタートさせてしまいます。大手企業もインターンの名目で優秀な学生を囲い込むということが繰り返されてきました。

2025年卒の学生からは、インターンシップが企業の採用選考に直結することが公式に決まりました。これにより、「青田買い」を行う企業がいっそう増えるものと思われます。


2025年卒の就活スケジュールは?

2023年の7月から企業のインターンシップが本格化することを考えると、6月からはインターンシップ参加のための選考がどんどん実施され始めたことと思います。

アナウンサーや外資金融については、年内に内定が出始めるものと思われます。

2月からは、エントリーシートや、会社説明会、筆記試験、面接などが行われ、3月からは本格的に内定ラッシュとなるでしょう。

そして、昨年同様、2024年の6月には、7割の学生には内定が出ているというスケジュールになることが予想されます。


就職協定って何?

就職協定とは、経団連などと大学の代表者で構成される就職協定協議会が、企業の就職説明会および大学生の会社訪問の開始時期を定めた紳士協定。就職協定は1952年に制定され、1996年に廃止されました。

(参考)
ウィキペディア:就職協定

経団連はこれまで実施していた「採用選考に関する企業の倫理憲章」を改め、2013年9月13日に「採用選考に関する指針」を発表。採用選考時期がこのようなカタチで規定されるのは、廃止された「就職協定」以来だと言います。

なので、協定廃止後の取り決めに対しても、「就職協定」と表現するケースも見受けられます。


早期からインターンシップに参加しよう

2025年卒や2026年卒の就活生の皆さんは、経団連等の取り決めはあまり気にせず、インターンシップに早期から取り組んだり、1年間英語圏に留学するなどしておきましょう。インターンシップで仲間をつくり、意識の高い仲間同士で情報交換が続けること。そうすれば、就活に乗り遅れる心配がなくなります。


インターンシップで失敗しないために

意識の高い学生は、大学に入学したら早期に海外インターンシップや海外ボランティアに取り組むのが、ここ数年のトレンド。ただ、かなり流行しているため、体験の内容が似通ってしまっています

キャリアコンサルタントとして15年以上 就活を見守った経験から、短期海外インターンの典型的な失敗パターンには、次の4つが挙げられます。

1、他の学生と同じような体験
2、中途半端な英語力が身についただけ
3、成果が明確でない
4、就活成功以外の動機がない

海外インターンでありがちな失敗について、くわしくは以下の記事で解説しています。

【4つの失敗パターン】大学生の短期海外インターンシップ

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